他人を変えようとすると空回りする

友だちから
「義理の妹が食器を洗わないのがモヤモヤする。あなたならどうする?」
と聞かれて
「小さい弟だと思うことにする」
と答えたことがある。


すでに私は食器を洗い終えていて、
あとから出してきた義妹が自分で洗うべきだと思ってるなら、
そのままためておく。
翌朝になってまだ洗われてなかったとしたら、
邪魔なら洗うし、
洗いたくなかったらよけるし、
最終的に義理の両親や
その他諸々で言いにくかったら、
最終的には「小さな弟だと思えば自分が苛つかずに洗ってあげられる」ところに行き着く。
そんなふうに、
自分の脳内を自由自在に操って、
自分がいかに気持ちよくいられるかを考える。


妹の話は夫と別れる程のことではない、と思ったから、そう切り替えただけの話。
どうしても嫌なら、
同居をやめる。
決めるのはわたし。


義妹は義妹。
私じゃないのだから、
変えられるわけなどないのだ。


親との同居も
夫とのあり方も
仕事と家庭のバランスも、
1番しっくりくるところに落とし込むために、
時には
女を男にしてみたり
動物を人間にしてみたり
敵を味方にしてみたり、
そうやって
自分の脳内で自由に変換して切り替える。
だから、大抵のことは難しく考えない。
どこででも楽しくやっていける。
それが私の強みだと思ってた。



自分で自分の脳に暗示をかける。
自分がラクになる見方をする。
私はそれが得意だと思っていた。



それなのに。

それなのに、
息子にだけは違ってた。
自分の責任で
世の中に出して恥ずかしくない男にしたいと
決めつけて
修正させようと必死になった。



変えようとしていたのだ。
私じゃない、他人を。
「私が育てなきゃ」という名目で
息子のありのままを変えようとしていた。


そもそも違う人間なんだ、という
当たり前のことを
我が子のことになると
見失っちゃってんだよね。


お母さん心理学を学んだ今なら分かる。
変われるのは自分だけ。
自分の言葉や姿勢や見方が変わることで、
自然と子どもや夫も変化する、ということが。


アイツを変えようとしてる間は
アイツは変わらない。


それに気付かされたことで、
視界がクリアになりました。
「お母さん心理学」の内容は、
こんなすっきり感も連れてきてくれるから
ありがてぇ🙏


息子も
娘も
夫も義母も
「変えよう」とすればするほど
空回りする。
そして、
空回りして悲しくなるのは自分、というね。
悲しい結末はノーサンキューです。


今日もいい1日になりますように。
お母さんの学校所属トヨタマキでした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます(*˘︶˘*).。.:*♡

追伸
私にも一応葛藤はあってね、
妹ならムカついて弟ならムカつかないってどーゆーこと?とか、
敵を味方にって?とかね。
つっこみながら
面白がりながら
「あーはん?」言いながら
柳のように揺れてます^ ^

お母さん心理学

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