同居のいろは⑤【難題②転職編】

こんにちは(*^^*)
パンツの教室【久留米・小郡】インストラクター
トヨタマキです。

10回に分けて、
「同居のいろは」と題して、
大家族にお嫁に行って、義母や義姉との同居15年歴のトヨタより、
過去を振り返りつつ、出会い・迷い・非行・想いなどをつづっております。

あ、ちなみに大前提なのですが、
これを読んでくださっているあなた自身に幸せでいてほしいと思っております。
そして基本、嫁の味方でございます。

できれば笑顔で、あなた自身が幸せでいてほしい。
そんな願いを込めて、笑いを提供することになるのか分かりませんが、
ヒントになれば幸いです♡

今回は第5回目。難題②転職編。

マキ
マキ

今度の相手は人間。何をしてもうまくいかないときは、自分の内側を整えるとき。

転職を繰り返す夫の話

最初はね。
止むに止まれぬ事情で会社を辞めることになった夫。
2人目の子がお腹にいるときでした。

高校卒業後に入った会社は若いときに辞め、2番めの会社が勤続7年か6年か、、、。
1年間ほど大変な状況に苦しめられ、悩んで辞めることとなり。
「辞めていい?」ではなく、「辞めます」って言われた。

事情を聞くと、まぁ致し方ないと思えたため、反対することはなかった。(本人決めてるから、反対してもね。どうしようもない。)

次に行きたい会社を見つけてきて、そこの社長に直談判。
「資格をとってからおいで」と嬉しい言葉。
すぐに資格を取りにいき、2ヶ月ほどで必要な資格を取得。
自分の望む資格でもって、大きな仕事ができる。
でも、ここも1年ほどで退職することに。。。
あれ、大丈夫、旦那さん・・・( ̄▽ ̄)?☆

次に行ったところは、ハローワークで見つけてきた会社。
行き始めてまもなく、「給料やばい。社長やばい。」
※やばい=問題がある。ひどい状態。

ついに、その「やばい会社」から抜け出すチャンスが訪れたそうで。
引き抜きの声がかかったらしい。
取引先からの引き抜きということで、必ず「〇〇の会社に行きますので辞めさせてほしい」と申し出てから辞めて来てほしいと言われたそうで、従順にそうした夫。
「やばい会社」の「やばい社長」に激怒され、取引先にも迷惑をかける事態に発展。
転職の話も白紙に。
あら、また、漫画の世界?

漫画の話はネズミだけで良かったんだけどな。。。

「坂を転がるように」とは、まさにこんな感じ。
望まざる方へ方へと、船が進んでいく感じ。

私の扶養に入る夫と子どもたち。。。
出たり入ったり、いそがしい。

私が働いてて、義姉たちから食費をもらっていたので、
なんとか貯金を少しづつ崩しながら進めていく船。

きっと、義母も義姉たちも心配していたはず。
でも、いつも笑顔で。。。爆笑しながらテレビを見ている家族に、なんともいえない気持ちになりました。

お宅の息子さん、これでいいんですか?
義姉さん、弟さんや弟嫁さんに声をかけたりしないんですか?
・・・・・、
考えても答えは出ない。

Robson WojcikによるPixabayからの画像

でも、子ども2人と「出ていこう」「無理」とはならなかった。

こんなときこそ、家族=チームで乗り切りたかった。
駄目じゃなくなるまで、自分たち夫婦を育てたかった。
夫だって、望んでこの状況になったわけじゃない。
だったら、これを乗り越えようよ、ともに。でした。

なんてね、
かっこいいこと言ったけど。
これを支えてくれたのは、私の実の両親でした。

健全な精神は健全な肉体に宿る

夫が転職を繰り返した数年間、
きっと、両親にも大変心配をかけました。

でも、両親が私たち家族にしてくれたことは、外に連れ出すことでした。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」といって、
山登りだの、サイクリングだの、ミニ旅行だの。
「みんなで行こうよ、アハハハ!!!」と笑う両親。

すごく救われた。心も身体も。

両親が、私の家族や妹家族を連れ回してくれたおかげで、恥ずかしさも悲しさも、懐の寂しさも感じずに元気だけをもらえた。

元気を継続しながら、夫も仕事を頑張り、
元気を継続しながら、私も仕事と家事を頑張った。

健全な精神を思い出した私がしたこと。
それは、夫ともに義母に詫びを入れることでした。

俺が仕事を辞めることが続いて、心配かけてすまない。
俺は今、無職だが、こういう仕事を探していて、もうすぐ見つかりそうだ。
夫婦で力を合わせていくから、見守っていてほしい。
ふざけることなく、笑うことなく、2人で正座をして、義母に話しました。
もういい大人が、このような事態を、単に笑って過ごすわけにはいかないと、強く強く思ったからでした。

義母は、初めて息子を叱咤激励しました。

「ときには、背筋が伸びるようなことも言うんだぞ、わたし。」
そんな誇らしささえ、あったくらい(笑)

その後、1年以上の時間が過ぎて、
夫は、以前に引き抜こうとしてドタキャンされた会社から再度お声がかかり、
そこで今も働いています。

ずいぶんブラックな会社ですが、
今は「辞めたい」とか「やばい」とか一切言いません。

▼今日のまとめ▼

* 健全な精神は健全な肉体に宿る。
苦しいとき、うまくいかないときこそ、外の空気を思いっきり吸おう。
金銭的な援助者の支えは、この上なく感謝、
かつ、自分の気持ちが崩壊しないなら夫の転職も良しとしましょう。

* 自分が大切にしていることからは逃げないでおこう。
「大人として、せめてこれは言葉にして伝えよう。」ということからは逃げないでおこう。
夫を巻き込めばさらに効果大。

* 転職が不幸なのではない。お互いを許せないのは不幸だ。
転職が不幸なのではない。転職は何かを気づかせるきっかけにすぎない。
転職を通して、夫はより強くなり、夫婦が絆を深められたのなら、レベルアップしたと喜びましょう(*^^*)

いろんな壁にぶちあたって、うまくいかないこともあるでしょう。
それは、試行錯誤しながら、迷いながら進んでいくことになります。

でも、自分が大切にしていることを信じましょう。
あなたを支えてくれる人がいる、支えてくれる価値観があることを願っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます♡
次は、価値観は価値観でも「お金の価値観。」の話。
続きは【価値観編】で。

今日もあなたにいいことがありますように゚(*˘︶˘*).。.:*♡

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