同居のいろは④【難題①動物編】

こんにちは(*^^*)
パンツの教室【久留米・小郡】インストラクター
トヨタマキです。

10回に分けて、
「同居のいろは」と題して、
大家族にお嫁に行って、義母や義姉との同居15年歴のトヨタより、
過去を振り返りつつ、出会い・迷い・非行・想いなどをつづっております。

あ、ちなみに大前提なのですが、
これを読んでくださっているあなた自身に幸せでいてほしいと思っております。
そして基本、嫁の味方でございます。

できれば笑顔で、あなた自身が幸せでいてほしい。
そんな願いを込めて、笑いを提供することになるのか分かりませんが、
ヒントになれば幸いです♡

今回は第4回目。難題①動物編。

マキ
マキ

相手は人間じゃない、動物。そんなとき、ストレスは行き場を失います。

家を占拠するネズミ

今日はね。
この話を聞いた友人が、全員ドン引いた、ちょっと信じられない話します。

お嫁に行って、すぐに新婚旅行に行ったし、翌月から新しい職場に行くようになったし、最初はしょっちゅう寝坊して自分のことだけやって出る、、、みたいなゆる~いスタートだったから、
この家に起きている大変な事態にすぐに気づかなかったんだけど。。。
ここ、ねずみ屋敷だった・・・( ̄ー ̄)チーン☆

朝起きて、台所に立って最初にやること、
ネズミの糞を片付けることから始めます。

台所と食卓の部屋が分かれていたのだけど、
食卓&居間の扉をガラッと開けたら、台所のネズミがピューッと逃げるという、
完全漫画の世界でした。

しかも、見たことのない大きさのネズミ。
ドブネズミといわれる15センチ以上もあるような大きさ。

確かに、よく見たら、食器棚の一部も噛み破られてる。。。

とりあえず、尋ねる私。「ねずみ、すごいね。」
とりあえず、答える義母。「そうなの、じいちゃんが死んでから、増えちゃって。」
もっかい尋ねる私。「じいちゃんが生きてるときはどうしてたの?」
もっかい答える義母。「じいちゃんが捕まえて、首を折ってた。」
・・・・・、
やっぱ、漫画だ。

みんな、平気なの?
私だけ?私だけが嫌なの?

「昨日の夜中、(コタツの横で寝てたら)ネズミに足を噛まれた!いってぇ~!」と義姉。
「噛まれた?バイ菌は?そういうときは病院行くんじゃないの?」と私の心の声。
「キャキャキャキャキャ(^o^)」と笑う家族。
・・・・・、
絶対、漫画だ。

どれもこれも、ありえない。

衛生的にありえない。

でも、その当時、
私がやったことは、ひたすら糞の片付け。

「出ていこう」「無理」ってなぜ思わなかったのは、
今考えても分からない。

こんな環境で病気ひとつせずに元気な家族を見て、
この家族のDNAの強靭さに、
一瞬で動物学的な順位がついたというか、
敗北感を味わった、そんな気持ちでした。

Photo by Joshy TNF from Pexels

みんなは平気、でも私はイヤ、
このような状況は自分で変えたらいい、ですね。
「変えるな」って言われたら、「一緒には住めない」ですね。

程なくして業者に依頼し、
ネズミはあっという間にいなくなりました。

順位づけが間違ってる愛犬たち

たぶん、私が家を出たいと思った最大の理由が犬
私が嫁に行く前から2頭のダックスフントがいて。
嫁ぎ先は、ずっと室内犬を飼っている歴史があって、たまに多頭買い。
家に犬がいるのが当たり前。
犬は家族。

絶対に話の通じない相手(笑)

たぶん、認知症のひいおじいちゃんがいるとか、融通の効かない義父がいるって、こんな感じなんだろうと思う。

あちこちに小便・大便しますから。

暴れたりはしないけど、閉じ込められたことがない子たちだったので、私が木製のゲージに入れてみたら、噛み破ります。(歯が強すぎ!)

革製品が大好きで、床に置きっぱなしにしてたら、全部噛みちぎります。

畳の部屋で洗濯物をたたんでいると、横に来て、ひたすら畳をなめる。

たたみ終わった洗濯物の上に寝る。

全てが「無理!!」でした。

「無理」って思ってたのに、「出ていこう」てなぜ思わなかったのは、
今考えても分からない。

ただただ、溢れんばかりの笑顔と笑い声の家族、
優劣や順位なんて考えたこともない元気な家族、
「可愛い可愛い」と愛犬とスキンシップする家族、
自分にない何かが、
「出ていきたいわけじゃない」
そう思わされる、そんな感じでした。

もし、「うちのやり方はこうだから、このやり方に合わせて」と言われたら、きっと出ていっていました。

「そうなのね、OK!」と思えることは受け入れて。
「え?なんで?」と思うことは対抗しておいたほうがいい。
「私はこうしたほうが良いと思うけど、嫌かな?」って話し合えばいい。

同居した義父から「郷に入っては郷に従え」と言われた友だちがいたけど、
「話し合いをして折り合いをつけられる場合は、同居の継続が可能です。」
と堂々としておきましょう♡

私の場合、
* ドックトレーナーに来てもらって家族に話をきいてもらい、改善できることを提案してもらう
* 人間が留守をするときは鉄製の特大ゲージに入れていく
* 気持ちは2匹の犬にぶつける(家族に対して文句言うわけではない)
で、少しづつやれることをやっていきました。

しばらくして、大ボスの一頭が亡くなり、多頭飼いから開放されると、もう一頭の問題行動は徐々におさまりました。


大ボスが亡くなったとき、大ボスの亡骸に
「かわいがってあげられなくてゴメンね」・・・
涙も出ない長い長い戦いが終わったような気持ちでした。

▼今日のまとめ▼

* 自分がどうしたいかだけ。
ネズミと暮らせないのは私。しつけがされてない犬と暮らせないのは私。
私が業者に依頼して状況が改善され、
かつ、自分の気持ちが崩壊しないなら良しとしましょう。

* イライラする相手は誰か、を見極めよう。
私の場合、イライラの相手は、家族ではなくネズミと犬でした。
ネズミと犬を許している家族に対してイライラするのであれば、家を出る理由になります。
明確な理由があるので、堂々と出ていけますね。

* 解決した問題を笑い話にする
過ぎてしまえば、漫画のような面白い話。
別の角度から見たら、犬ちゃんたちだって私が来てすごく迷惑だったはず。
それなのに、吠えたり噛み付いたりせずにいてくれたな、なんです(*^^*)

中に入ってしまえば、合わないこともうまくいかないこともあるでしょう。
それは、試行錯誤しながら、迷いながら進んでいくことになります。

でも、自分を偽らないことは忘れないでおきましょう。
2頭の犬に尋常じゃない鬼瓦みたいな顔して怒鳴り散らしてた、
うん、そんな気持ちだったんですもの。
ルームメイトさんが犬だったから、うまくできなくてごめん^^;

最後までお読みいただき、ありがとうございます♡
次は、1番の理解者であるはずの夫が失業???の話。
続きは【難題②転職編】で。

今日もあなたにいいことがありますように゚(*˘︶˘*).。.:*♡

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