同居のいろは⑥【価値観編】

こんにちは(*^^*)
パンツの教室【久留米・小郡】インストラクター
トヨタマキです。

10回に分けて、
「同居のいろは」と題して、
大家族にお嫁に行って、義母や義姉との同居15年歴のトヨタより、
過去を振り返りつつ、出会い・迷い・非行・想いなどをつづっております。

あ、ちなみに大前提なのですが、
これを読んでくださっているあなた自身に幸せでいてほしいと思っております。
そして基本、嫁の味方でございます。

できれば笑顔で、あなた自身が幸せでいてほしい。
そんな願いを込めて、笑いを提供することになるのか分かりませんが、
ヒントになれば幸いです♡

今回は第6回目。価値観編。

マキ
マキ

昨年末に「お金は愛」っていう新たな価値観を得たよ。新鮮。

同居家族とお金の価値観

生きていくにはお金が必要。

あなたはお金のこと、どんなふうに思っていますか?

私の実の母も、その母(祖母)も、金銭的に自立することを良しとしていました。
私の父は親戚の借金の整理ばかりする人生を送っていましたが、それは本人が望んでそうしてると思っていました。
父の母(祖母)は、毎日家計簿をつける几帳面な人でした。
毎日毎日、レシートをノートに写して、何が分かるんやろって子どもながらに思ってた。
「働かざるもの食うべからず」の祖父を筆頭に、みんな贅沢はしない人たちで、良いお肉も外食もほとんどしなかったのです。

一方、嫁ぎ先はザルに見えました。

カニとかエビとか、最高級に美味しいものを知っていました。
美味しいお店もたくさん知ってて、グルメでした。
「長男は義母を扶養し、養っていくのが当たり前」という考えのように思えたし、
「年上(義姉たち)が年下(妹や弟)にお小遣いをあげる」というようにも見えたし、
誰かが誰かの世話になる、それがさも当然というふうに見えました。

結婚するとき、夫に通帳を渡されたのね。
「これが俺の全財産です。」
びっくりするくらい少ない額だった。
「俺は毎月お小遣いをもらえればいいから。」
言葉につまった~(汗)
「お金のこと、なんにも習ってきてないんやな。」
心の中でそう思ったよ。
(だからって、自分がそこまで分かってるんかと言われたら、それまた言葉につまります。)

お金の価値観は、育ってきた環境によって様々な違いがある。

自分の考えを相手に押し付けたら、うまくいかない。

でも、気になることがあったら、こまめに相談してみていい。
生涯の伴侶ならなおさら。

「家計をすべて私が握っている構図はイヤ」
「お金出してもらえますか?と聞かれるのもイヤ」
「この船をどうやりくりしていくのか、一緒に考えといてくれなきゃイヤ」

事あるごとにそう伝えた。

義母にはまた別の伝え方がある。
気になることがあったら、こまめに相談してみていい。
同じ屋根の下に住むならなおさら。

自分の考えを相手に押し付けたら、うまくいかない。

押し付けではなく、すりあわせをすると良いと思う。

家をたてなおしたことをきっかけに、義母に申し出た。
住宅ローンもあるし、子どもも3人もおるし、毎月食費だけでも入れてほしいて。

結果、決まった額を入れてくれることになった。

当初はね、その金額に「は~?どゆこと?」って思った。
自分にとって、ありえない感覚だったから。
人がひとり生きていくのに、毎月どのくらいのお金が必要か。
1食分に換算してみー。と。

でも、義母からしてみれば、
「息子に養ってもらうものだ」と思っているので、そもそも。
ただ、そういうことなのだ。

私としても、義母は孫に漫画を買ってあげたり、自分の好きな昼ごはんを食べたかったり、7人いる孫の祝い事にお包みしたいんだろうな。。。
最近は、ようやくそう考えられるようになったので、当面よしとしようと思う。

luxstormによるPixabayからの画像

金の切れ目は縁の切れ目

金銭的に困ってなくて「美味しいものを食べたいときに食べられて幸せ」の家族もいれば、
「家計簿をつけたことのない嫁なんてロクな嫁ではない」と思う人もいて。

「借金を繰り返す家族がいる」とか「夫がパチンコ依存」とか問題があっても、
家族みんなで毎年旅行に行くのがお決まりの家族もいる。

要は、自分の居心地とお金の不安のバランス。
お財布を握っているのが自分なら、自分の舵取りする船にみんな乗ってます。
見て見ぬ振りは、沈没するし。
人任せなら人任せで、現状どうなってるのか不安じゃないのか。
自分が感じる気持ち、1人で背負わず家族に相談できる関係であってほしいし、
不安が大きくなれば、そのとき話し合える関係でいてほしい。

「働いていればなんとかなる」時代が終わったことは、コロナで証明されてしまった。
「収入口は複数もとう。」と夫と話しつつ、子どもにどう伝えていくか模索中Σ(´∀`;))

パンツの教室関連で、キッズマネーリテラシー講座というのもあるらしい。
「親が子どもにお金の話ができること」、そんな時代になりました。

キッズマネーリテラシー協会 | 株式会社Terakoya Kids(テラコヤキッズ)|教材開発・教育事業
キッズマネーリテラシー協会の事業案内です。初めてのお小遣いから家計、進学、就職、起業、投資、税金を網羅する「キッズマネーリテラシー協会」キッズマネーリテラシー【お小遣い&家計編】は、お母さん、お父さんがわが子に伝えられるようになるお小遣いと...

あなたが家族とお金の話ができたほうが、あなた自身の不安が減る場合は、どんどん話していきましょう。
色んな本も出ています。
「金の切れ目が縁の切れ目」ですから、逃げないほうがいいね。

Bitly

▼今日のまとめ▼

* お互いに正しい使い方をしたいと思っている。
「相手は、何にお金を使いたくて、何に使いたくないのか」
その違いを、押しつけではなく、よく観察して折り合いをつけましょう。

* 自分が大切にしていることからは逃げないでおこう。
「大人として、せめてこれは言葉にして伝えよう。」ということからは逃げないでおこう。
夫を巻き込めばさらに効果大。

* 貧乏が不幸なのではない。お互いを許せないのは不幸だ。
お金の価値観は育ってきた環境によって大きく違います。
お金の話をすることは何かを気づかせるきっかけにすぎない。
家計の話を通して、夫婦が絆を深められたのなら、レベルアップしたと喜びましょう(*^^*)

* 我が子には自立してほしい。それなら、お金の話をより積極的にしたい相手は我が子だ。
夫や義母とは価値観の違いを認めつつ、すりあわせて折り合いをつければいいけれど、我が子は違います。
自立してほしいなら、親子で学んでいかんとね。

いろんな壁にぶちあたって、うまくいかないこともあるでしょう。
それは、試行錯誤しながら、迷いながら進んでいくことになります。

でも、お金の価値観はお互いにすりあわせていきましょう。
お金に振り回されたくない、幸せを感じながら暮らしたい、お互いにそう思っているからこそ、お金の話もできるのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます♡
次は、たまには離れて暮らしましょうって話。
続きは【家出編】で。

今日もあなたにいいことがありますように゚(*˘︶˘*).。.:*♡

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