土曜の午後
ママレード・ボーイの映画を見た
しょっぱなから義母と2人
「これはショックだわ」
「これは勝手にやってくれだわ」
「子どもを巻き込むなや」
ショックを露わにする私たち
だんだん引き込まれていく
そしてハタと気づく
私は普段は自由な恋愛オールオッケーなんて言っていながら
親にはいつまでも仲良く一緒にいて欲しいと思っているんだということに
気づいて驚いた
子どもの気持ち
人を信じる気持ち
自分を大切にする気持ち
誰かを想う気持ち
惹かれ合う主人公に突きつけられたのは
自分たちが血の繋がったキョーダイかもしれないということ
それを乗り越えようとする2人を見守る昭和のおばちゃん2人(私と義母)
そこに夫が帰ってきた
真剣な我が妻と母を見て「なんみよん?」
私たちが簡単なあらすじを言う
「キョーダイかもしれん?
ふーん。
で、何が問題なん?」
夫の一言に顔を見合わす私と義母
「大した問題じゃねーよ」
唖然としたあと、大笑いし出す私と義母
「さすがです、お宅の息子さん」
「いや、さすがやね、わっはっはー」
「子どもは無理かもしれんけど
関係ねーやん」と言い放つ夫
「そげん深刻になるな」と夫
眉間に皺がよりそうになりながら見ていた女2人を一瞬で解放した夫
映画の最後の結末はさておき、
私の記憶には
吉沢亮さんがカッコ良かったことと
夫のゴーカイな一刀両断に、人を好きになる気持ちはもっと自由でいいっていう肯定感だけが残った
きっと夫は単に他人の恋愛に興味がなかっただけかもしれないけどね
freedom!!!
素直に正直に
自分の気持ちと向き合っていこうと思った😊
自分の両親は健康で明るくて大好きだけれど
両親は一緒に住んでいない
その事をとても自由でカッコいいと思ってて
その気持ちは嘘じゃないけど
心の奥の知らないところに
小さな「イヤだな」があったことに
ママレードボーイで気づけました
小さな小さな「イヤだ」をそっと抱きしめて
そうかそうか、イヤだったんだね
仲良く一緒にいて欲しかったんだねと
そっとそっとギュッとして
今日も一日
ありがとうね
おやすみなさい💤
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