こんにちは。
パンツの教室【久留米・小郡】インストラクター
トヨタマキです。
10回に分けて、
パンツの教室と私の出会い・迷い・非行・想いなどをつづっております。
今回は第9回目。原点回帰編。
1人のお母さんの知識が、もう1人のお母さんに広がります。
小さい頃から、性犯罪に吐き気がしていました。
友だちが被害者になったとき、
その友だちとした「誰にも言わないという約束を守る」ことしかできませんでした。
2000年に放送されたドラマ『永遠の仔』は、親からの性的虐待、身体的虐待、ネグレクトなどに苦しむ3人の主人公の人生が、苦しくて切なくてどうしようもありませんでした。
世の中くるってるーーー
ドラマだろうが、現実の事件だろうが、子どもが性的事件に巻き込まれたニュースを知るたび、強烈なムカムカを抑えることができませんでした。
ニュースのたびに何日も憤っている私。
「なんで?なんで?」
「なんであんなことするん?」
そんな私に、ある時、夫が言いました。
「俺に分かることは唯一つ。そいつ(性犯罪者)の気持ちは分からない。」
「犯人を変えることはできない。」と言われて
ストンと納得でした。
「パンツの教室」を知った時、インストラクターになれば、この吐きそうになる憤りを少しでも鎮めることができるかもと思って。
怒ってても何も解決せんです。
お母さんたちが子どもに家庭で明るく性教育を実践できたら、
自分のことも相手のことも大切に出来て、
被害者にも加害者にもならずに済むかもしれない。
そのお手伝いなら、私にもできると思ったからでした。
悲しい涙、減らしたいね。
できることは唯一つ!
お母さんから子どもたちに知識のお守りを渡してもらうこと♡
あなたもそう思ってくれていたら嬉しいし、
「でもうまく我が子に伝えられない」って時のお手伝いができたら、もっと嬉しい。
子育ての不安は、たいていのお母さんが抱えてて、私自身もそのひとり。
性教育って「いのち」「愛」「承認」とかいっぱい詰まってるから、
どう伝えていいか分からないときに本当に頼れます。
「性=愛」って価値観のほうが、幸せだなって思うことが増えますよ♡
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次は最後、【想い編】でお会いしましょう。