こんにちは。
パンツの教室【久留米・小郡】インストラクター
トヨタマキです。
連休明け、2日連続調子が出なくて学校を休む長男:太郎に、
ザワザワしております。
「想定内想定内。」と自分に言い聞かせつつ、
目が開けられない彼を待てずに出勤、
会社にかかってくる胸が苦しい・お腹が痛いとの訴えを聞き、
しかし食欲はバッチリあるということも確認済みで(同居義母確認!)。
彼が「今日は休む」と言葉にして私に言うまで聞くに徹し、
夕方帰宅して声をかけるも、
調子悪そうにしつつも食欲はしっかりあるので、
また彼の話を聞くに徹する。
この2日間、聞くに徹しているのが、いいのかわるいのか分からないけれど、
「信じてるから待ってんだよね、よしよし、私。がんばれ私。」と
自分で自分をほめてます。
こういうとき、
本当はね、つい、自分を責めるクセがあります。
彼は自信がないのだ、
私が自信をつけてあげるような声かけを意図してやってこなかったから、
彼は自分ができないことに目がいっちゃって、
がんばれなくなっちゃったんかな、って。
ぐるぐる考えては、
フォーカスするのはそこじゃないだろ!
信じて待ってあげようぜ!!
そのために私ができる声掛けは何やろ?
と思い直す、というのを行ったり来たり。
でね、少し前のことだけど、思い出したことがあってね。
東京FMのホンダスマイルミッション
で聞いた北海道の植松社長のお話。
『下町ロケット』というドラマは植松社長がモデルです。
植松社長は小さい頃からロケットが好きで、「ロケットを作る仕事がしたい」という目標を持ったそうです。
だけど、沢山の大人や先生が言ったことは、
「東大に行かないと作れないよ…」
植松社長は自分の夢を無理だよと言われ続けて、そしてある時気付いたそうです。
「そんなのは、やったことのない人が適当なことを言ってるだけ!
お金がない、頭良くない、そんな『できない理由』を挙げてばかりいると、
結局は『努力をしても無駄』にいきつく。
努力しても無駄なのか…そう思うようになれば人は努力をしなくなる、負の連鎖が広がる!」
そんな植松社長は、2004年、ある教授との出会いからロケット製造を始め、今ではNASAがお取引先っていうから、本当にすごいです。
植松社長は、広い広い実験場で、子どもたちにもロケット作りのワークショップを開いていらして、本物の実験装置を使って1人1個ずつロケットを作らせるんですって。
ところが、子どもたち、いざ自分のロケットを発射する番になると「きっと自分のロケットはダメだ…」って、急に自信を無くしてボタンが押せないんだって。
でも、がんばって恐る恐るボタンを押すと…一直線に飛んでいく手作りロケット!!!!!
この体験をすると、子どもたちはみんな
優しくなるんだそうです。
植松社長はおっしゃいました。
「誰かと比べる自信は自分以下が必要となって強がらなくてはならない。
でも、ロケットで生まれた自信は他人と比べなくていい自信だから優しくなれる。」
「前に、警察のご厄介になったような子どもたちが来たことがあってね、その子たちにも同じように作らせた。ちゃんと真面目に一生懸命作るんだよ。そしたら、やっぱりその子たちも「俺はいいや」「もったいないから」とか言って、誰も飛ばせない。だけど、やっぱり飛ばせて、すごくいい顔になって、後片付けもちゃんとやって帰ってく。そいでそん時思うんだ。あー、どこかで誰かが、この子たちの自信を奪ったんだって。どこかで誰かが子どもたちの自信を奪ったんだって。」
子どもが自信がなさそうにしているとき、
この植松社長の言葉を思い出す私がいます。
どこかで子どもの自信を奪ってきたんやないかな、
どこかで簡単に無理って言ってしまってたんやないかな、
知らぬ間に他人と比べてないかな、
できないことを指摘してばっかりだったんじゃないかな、と。
で、ザワザワして、
「違う違う、過去にフォーカスすな。」と思い直すってのを繰り返してます。
ここから先に進みたいよね。
私は進みたい。
あなたも進みたい、よね。
できたね
すごいね
かっこいいね
そう言ってあげられるお母さんになりたい。
そういうことを見つけるのが上手なママになりたい。
そのために、いっぱい褒めまくる。
笑い飛ばして褒めまくる。
「自信を奪う言葉に負けない子どもに育ちました♡」というイメージで今日も声かけたいと思います。
太郎にも、私にも、あなたにも、
今日もいい一日になりますよーに\(^o^)/
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